歌：サトウヨシアキ
作詞：飯濱壮士
作曲：飯濱壮士
会いたい夜 下宿抜け出して
君の住む町ゆきのバス
最終便の切符買った
海に浮かぶ三日月眺めて
あの頃の僕と同じ一番後ろの席に座る
曇った窓指で描いた小さな四角
時間が消して アドレス知ってる友の数も減った
有名な人になりたいなんて夢は
君との生活に埋もれて
いつからか僕も捜さなくなった
「またね」の合図 忘れてはいないでしょう?
裏山の神社で願った願いごと
ひとつだけ叶ったよ
駄菓子屋の前 日向に忘れもの
舗装されたばかりで
アスファルトの粒子輝く
「昨夜初めて息子を叱ったよ」
苦い後味の悪さを溢した手で お釣り数えた
アコースティックギター
昔は上手に弾けたんだ
少年のこと覚えてますか?
夏の陽炎揺れる
サヨナラのうた 壊れたテープレコーダー
人並みの幸せに埋もれて
いつからか僕も捜さなくなった
「またね」の合図 忘れてはいないでしょう?
蛙捕りした水田の跡地
来年にはマンションが建つよ
あぜ道追いかけた
夕陽は沈んでいった
置いてけぼりの君の歩幅で
僕も歩こうと決めた
サヨナラのうた 壊れたテープレコーダー
人並みの幸せに埋もれて
胸の高鳴りは聞こえなくなった
「またね」の合図 忘れてはいないでしょう?
裏山の神社で願った願いごと
ひとつだけ叶ったよ
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