歌：くろふくろうず
作詞：伊藤道大郎
作曲：加藤晴信
逃げ惑うことはなかった 遠くにきらめく夢の中で
さびついた永遠の日だって 戻る過去も凍てついた
嘆き狂おしく響く迷い子
生きる熱が溶かして今を明日にぶつけた
渦巻く心に流れた冷たい通り雨
狂おしき淀んだ街並
波打つ心を壊した涙の通り雨
傷口に流れ込んでゆく
揺れ動くことはなかった 繰り返していく時の中で
遠回りしてるぐらいが今は自分らしくて
胸にある誇り強く掲げて
纏わりつくすべての嘘を過去に蹴散らす
駆け出す心に流れた冷たい通り雨
立ちすくむこの身は侘しく
砕けた心に注いだ言葉は通り雨
突き刺さる殻は破れてく
爪弾く音色が奏でた儚く青き声
朽ちてゆく嘆き蝉時雨
渦巻く心に流れた冷たい通り雨
掛け違う時を眺めれば
さすらう心に灯した想いは通り雨
濁る街に降り注いでゆく
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