作詞：美代一貴
作曲：美代一貴
魔法は解けて 透き通っていく
砂の一粒も残さずに
夜明けを待っている
ひとりきりで 暗い海を見ていた
眠い目をこすって
遠く翳む あなたに会うために
連れ出しておくれ 夢の中へと
夜空を越えて 雲の上まで
あなたのもとへ 届けたい
魔法をかけて 透き通っていく
どこまでもいける
「幸せ」とは何か
それは「日々の些細なこと」として
あなたがいなければ
それに気づくことすらもできずに
描ける限りの 夢の中へと
願いは今日も 願いのままで
ぽつりぽつりと 雨が降る
想い出ばかり 通り過ぎていく
喉が渇いている
雨上がりの空 やっとわかった
「夜明け」はきっと「さよなら」のこと
虹を渡って 空の向こうへ
宇宙の果てまで 届けたい
甘くて苦い 涙の跡も
すべて洗い流す 光
降り注いでいる 夜明けの海で
僕らの旅は 終わったね
魔法は解けて 透き通っていく
砂の一粒も残さずに
透き通っていく
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