歌：アラカキヒロコ
作詞：arakaki hiroko
作曲：arakaki hiroko
向かいのホームの上に広がる夜空を
眠らない街が
仄青く染める
あのときあなたは
その中央線のホームで
見えなくなってしまう前に少し笑って手を振ってたっけ
やっぱりこんな空の色だった
いるはずないけど、探してしまう
『あり得た未来』
浮かんだ言葉をため息で散らして
少し欠伸して
あなたじゃない人に貰った時計に目を落として
今日の終わりへ
カウントダウンを始めるの
引っ越しが終わったら
使う電車も変わって
このささやかな時間ともお別れでしょう
あれからあなたは
どんな街で
どんな人と笑い合って暮らしているのでしょうか
未来 を話す目は 今も真っ直ぐなままですか
もしもあの時に戻れるのなら
向かいのホームで微笑んだあなたに
微笑み返せたら
だけどそこには 仄青い空
あなただけいない あの日と同じ景色の繰り返し
元気でいますか
今もあなたは眠れない夜、Waltz for Debby聴きますか
仄青い空に小さく微笑んで
新宿駅で 今静かに
カウントダウンを始めるの
新しい物語へ
カウントダウンを始めるの
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