歌：アラカキヒロコ
作詞：arakaki hiroko
作曲：arakaki hiroko
この焦燥感を手懐けて泰然と構えるなど無茶
居ても立ってもいらんないよ、時間の足音がする
滞空時間は限られているのにどうして飛んでしまったの
不毛だってわかっているのに何度もやり直すの
知るか
高い空に憧れて
生存時間を費やしたい
高い理想を拵えて
逃げないように鏡を買った
風が凪ぎ、東京の街の温度が季節の移ろいを仄めかす
居ても立ってもいらんないよ、時間の足音がする
私は相も変わらず君との間にあるガラスを拭いています
君も拭いてくれないと曇ったままだけど
私は拭くよ
振り仰ぐ場所にすぐ手が届くのなら
こんなことはやっていない
高いところを君が目指すから
後戻りできなくなるじゃない
強い力で何度も
私を打ち砕くものは何
形なき戦利品を指折り数えて
飛行機雲を、目で追った
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