東播Doggs／東播Doggs 歌詞

歌：東播Doggs

作詞：東播Doggs

作曲：なんぶ

日本、関西、兵庫、播磨の東
いる人間の半分がヤンキー
あともう半分はヘボいパンピー
つまり俺達
変わらない、東播の眺め
ここで授かったしょうもないさだめ
俺は須磨の波に揺れるわかめ
生き抜く、このペラッペラの体で
理由もなしにヤンキーは暴れ
カツアゲする拳まるでハガネ
残念、そのパンチ、俺には当たらへん
びっくりするほど距離取ってるからね

なけなしの銭、友達と行く祭り
運悪く絡まれた噂のヤツに
通称ワンパンの山中の股下に
潰れたグッチャグチャの明石焼き
パッと咲いて散る美学に興味なんかなく
地べた這って今日もおもろいこと探す
ダサくても生き残ったやつらが勝つ
キモい色の花　咲かす必ず

なあ、お嬢ちゃんどっからきたの？
一人で歩いてたら危ないで？
良かったら案内したろか？この街
おじさんの地元の話

東播Doggs　バレない程度
東播Doggs　聞こえない声量
東播Doggs　の小声で吠えろ
東播Doggs　見つかったら逃げろ
東播Doggs　涙と鼻血
東播Doggs　泣かされた街
東播Doggs　情けない話
なぜか拭えない地元への愛

高架下の近く頭どうかした奴らが重ねてる傷害罪
会話通じる状態にない
目が合った時点即消化試合
その世界、絶対に相容れない
友達の姉ちゃんが邪鬼姫会
邪鬼姫会？名前めっちゃヤバい
もうその友達ごと関わらない

よくたまる公園、俺達の安全地帯
日の当たりの良い場所は完全に無い
女の子に告ってフラれて凹んで
笑われてそれでも反省しない
大阪、怖い　姫路、怖い
見たら逃げる、神戸国際
今の住まい、東京郊外
夜の都会、渋谷怖い

逃げろ、逃げろ、地の果てまでも
辿り着いた場所は大宮
パチ屋の6階、奥の扉
隣にサイゼリヤ

身に掛かる火の粉振り払う奴はこの東播じゃ生き残れない
火の粉の気配の予兆の雰囲気の時点で俺はそこにいない
あと市外局番0792のやつらはなぜか気性が荒い
世知辛い　苦い　この街でいかなごの釘煮だけがしょっぱくて甘い

今日も負け犬が牙を研いでいる
尻尾巻いておもしろい死に方探してる
少しはこの傷の痛みが報われる
俺はいまだにそれに熱くなれる
たとえ大勢のヤンキーに囲まれても
仲良かった友達が変わっちまっても
陰口を叩きまくって溜飲を下げろ
そうだよ、俺たちなんてくだらねえよ

逃げろ、逃げろ、地の果てまでも
かけがえのない思い出などない
振り返ればイヤだった話ばっかりで
でも馬鹿みたいやけど嫌いじゃないねん
辿り着いた場所は大宮
上京したはずがなぜか埼玉県
須磨駅から山陽本線　乗り継ぎ関東方面、今もダサいままで
パチ屋の6階、奥の扉
良くも悪くも俺の暮らしは少し外れた場所が合うらしいな
なぜか不思議と東播のにおいがした
器用なやつならもっとうまくできただろ
いつも受け取りに行くデリカチャオの弁当
隣にサイゼリヤ
Welcome to My Area

東播Doggs　バレない程度
東播Doggs　聞こえない声量
東播Doggs　の小声で吠えろ
東播Doggs　見つかったら逃げろ
東播Doggs　涙と鼻血
東播Doggs　泣かされた街
東播Doggs　情けない話
なぜか拭えない地元への愛