歌:杏沙子
作詞:杏沙子
作曲:杏沙子
たった1枚だけの画用紙を
神様にもらった僕らは
今日も必死で周りと見比べ
評価される絵を目指している
初めは何も怖くなかったんだ
夢中になって はみ出したりもした
でも今はうまく描くことばかりで
僕の絵は僕の絵じゃなくなっていく
真っ白な画用紙に絵を描いて
勝ったとか負けたとか
自分の絵だけ見てろよ
なんだっていい 下手だっていい
僕が好きな絵を
自分のために描けたなら
とある人が描いた画用紙に
たくさんの人が拍手する
あちらこちらで起きるその拍手に
僕は少しずつ焦っていく
嫌われたくなくて
必要とされたくて
あなたに選ばれたくて
幸せになりたい
選ばれなければ幸せじゃないと
重ねた色が、嘘が
滲んで濁っていく
真っ黒だ
世界中に誰もいなかったとしたら
僕はどんな絵を描いたのかな
いつぶりだろうか
目の前の絵をちゃんと見た
恥も捨てて見栄も捨てて
ここから描くなら
真っ白な画用紙には戻らない
真っ黒な画用紙に
1つ点を描けば
滲んだあの日々は
星空に見えた
僕の絵だ
真っ白な画用紙に絵を描いて
勝ったとか負けたとか
自分の絵だけ見てろよ
がんばるな 応えるな
僕が好きな絵を
泣きながらでも
笑いながらでも
自分のために描くんだ
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