「なんでもないよ、」歌詞
歌：マカロニえんぴつ
作詞：はっとり 作曲：はっとり
僕には何もないな 参っちまうよもう
とっておきのセリフも特別な容姿も
きみがくれたのは愛や幸せじゃない
とびっきりの普通と そこに似合う笑顔だ
僕でよかったかい？こんな僕でよかったのかい？
なんて訊いたりしないよ、だって君がよかったんだ
そんな僕の予感なんだ
からだは関係ないほどの心の関係
言葉が邪魔になるほどの心の関係
会いたいとかね、そばに居たいとかね、守りたいとか
そんなんじゃなくて ただ僕より先に死なないでほしい
そんなんでもなくて、ああ、やめときゃよかったな
「何でもないよ」なんでもないよ、
僕には何もないな、ってそんなこともないな
君の本気で怒った顔も呑気に眠る顔も
きっとこの先いちばん映していくこの目
君の大きい笑い声をきっと誰よりも
たくさんきけるのは僕のこの耳
からだは関係ないほどの心の関係
言葉が邪魔になるほどの心の関係
会いたいとかね、そばに居たいとかね、守りたいとか
そんなんじゃなくて ただ僕より先に死なないでほしい
そんなんでもなくて、ああ、よしときゃよかったか
「何でもないよ」
会いたいとかね、離さないから離れないでとか
そんなんじゃなくて
そんなもんじゃなくって、ああ何が言いたかったっけ
「何でもないよ」なんでもないよ、
君といるときの僕が好きだ
「なんでもないよ、」について
「なんでもないよ、」は、“とびっきりの普通”を愛おしむ気持ちを等身大に描くミディアム・ポップです。ささやきと高鳴りのバランスが心に響きます。2021年11月3日に配信リリース。のちにアルバム『ハッピーエンドへの期待は』（2022/1/12）へ収録されました。作詞・作曲：はっとり、編曲：マカロニえんぴつ。言葉の逡巡を活かしたメロディ運びが魅力です。ストリーミング累計5億回超のヒットとなり、MVや『THE FIRST TAKE』でも楽曲の強さが可視化されました。
「マカロニえんぴつ」について
マカロニえんぴつは4人組ロックバンド。2012年結成、2020年にメジャーへ。はっとりの物語性ある歌詞とポップセンス、確かな演奏力で広く支持。アルバム『ハッピーエンドへの期待は』で飛躍。代表曲に「恋人ごっこ」「ブルーベリー・ナイツ」「なんでもないよ、」。
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