作詞：角田崇徳
作曲：角田崇徳
改札すべり抜けて左へ行けば 夕暮れ渋滞の川沿い
教習所の脇を過ぎたら 二人の暮らした部屋が見えたね
時々タマタカの横を抜けて ショーウィンドウを横目に
気分だけでもいいの楽しかった あなたと歩いていたから
キラキラした街に 混ざれないまま二つの影
幼すぎて 素直はまだ 難しくて
あなたと暮らした街の中で 今も私は風に揺られている
花火の音が聞こえてくる 一人の夜はなぜか少し長くて
ちょっと遠回りするけど 昔の線路跡を辿って歩く
坂の上の部屋まで帰るんだ 川沿いは避けてしまうの
いつかこの街に家を買おうなんて 強気なことばかり言ってさ
すれ違う子どもたちに手を振って 未来描いたあの頃
「ありがとう、元気で」ショーウィンドウの光がにじんでいた
笑顔のまま さよならした
変わり続ける街の中で きっと私も変わってゆけるだろう
強くならなきゃいけないんだ 泣くことも少しずつ減ってきたのよ
きっと誰も悪くない みんなそう言ってるわ
続けるための努力なら お互い充分したでしょ…
あなたが愛した街の景色 赤い太陽水辺に暮れてゆく
川沿いを一人で歩いた この街で生きてゆこう そう決めたの
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