歌：長谷川健一
作詞：長谷川健一
作曲：長谷川健一
旅路の途中 僕は未だ出会った人に
何も返せずにどこまで往こうとしてる
何が怖かった ゴールなどなかったね
いくら若い僕でもわかってたろう
それくらいのことは
変わらずにある交差点 その脇に
使い古された標識から逃げられなかった
僕たちはいつでもこの空に甘えた
旅人は知っていた 郷より青い空などない
路面電車の駅にへばりつくビルにはもう
何も店屋はない 壁の色と年月だけ
新しい駅に真新しい街が添えられて
ふるさとは半分ずつ歪に続いている
僕たちはいつでもこの空に甘えた
旅人は知っていた 郷より青い空などない
少し変わった街で何も変わらない人々が
僕を待つでもなくやわらかく暮らしている
旅を続ける人よ 目に見える路だけが
旅ではない 変わらない人たちは昔から知ってる
僕たちはいつでもこの空に甘えた
旅人は知っていた 郷より青い空などない
懐かしい言葉はこんな風に響いて
昔よりよくわかる 郷より青い空などない
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