歌:米津玄師
作詞:米津玄師 作曲:米津玄師
どこから春が巡り来るのか 知らず知らず大人になった
見上げた先には燕が飛んでいた 気のない顔で
もしもわたしに翼があれば 願う度に悲しみに暮れた
さよなら100年先でまた会いましょう 心配しないで
いつの間にか 花が落ちた 誰かがわたしに嘘をついた
土砂降りでも構わず飛んでいく その力が欲しかった
誰かと恋に落ちて また砕けて やがて離れ離れ
口の中はたと血が滲んで 空に唾を吐く
瞬け羽を広げ 気儘に飛べ どこまでもゆけ
100年先も憶えてるかな 知らねえけれど さよーならまたいつか!
しぐるるやしぐるる町へ歩み入る そこかしこで袖触れる
見上げた先には何も居なかった ああ居なかった
したり顔で 触らないで 背中を殴りつける的外れ
人が宣う地獄の先にこそ わたしは春を見る
誰かを愛したくて でも痛くて いつしか雨霰
繋がれていた縄を握りしめて しかと噛みちぎる
貫け狙い定め 蓋し虎へ どこまでもゆけ
100年先のあなたに会いたい 消え失せるなよ さよーならまたいつか!
今恋に落ちて また砕けて 離れ離れ
口の中はたと血が滲んで 空に唾を吐く
今羽を広げ 気儘に飛べ どこまでもゆけ
生まれた日からわたしでいたんだ 知らなかっただろ
さよーならまたいつか!
さよーならまたいつか!は、NHK連続テレビ小説『虎に翼』の主題歌です。2024年4月8日に配信リリースされ、4月12日に山田智和監督の公式MVが公開されました。オリコン週間デジタルシングル(単曲)ランキングで初登場1位を獲得し、同年8月21日発売の6thアルバム『LOST CORNER』にも収録されています。別れと旅立ちを静かに見つめるまなざしが、物語と共鳴するバラードです。
夏の終わり、心に寄り添う歌です。
新学期や月替わりの朝、学校や職場へ向かう足取りが重いときに、強い言葉で急かさず、気持ちの居場所をつくってくれる曲だけを集めました。深呼吸がうまくできない夜や、思い出に立ち止まりたい日にどうぞ。
夏の余韻、秋に滲む涙を。
暑さが和らぎ、ふと足を止めると胸の奥がきゅっとなる季節です。部活の帰り道、受験や就活の不安、失恋の痛み。そんな「落ち込んだ時」に寄り添い、そっと涙を受け止めてくれるJ-POPの定番を集めました。
米津玄師は、日本のシンガーソングライターです。2009年に“ハチ”名義でボーカロイド楽曲の発表を始め、2012年に本名での活動を本格化しました。「Lemon」「馬と鹿」「KICK BACK」などのヒットで支持を広げ、アルバム『STRAY SHEEP』は各種年間チャートを席巻しました。
歌詞検索J-Lyric.netでは、無料で歌詞の検索・閲覧サービスを提供しておりますが、著作権保護の為、歌詞の印刷、歌詞のコピー、歌詞の複写などを行うことはできません。
Copyright (c) 2006-2025 J-Lyric.net