歌：青木まり子
作詞：谷山浩子
作曲：谷山浩子
不思議
そばにいるだけで 心が満たされる
黙っていても
不思議
初めてのように あなたの横顔を
見ているわたし
風は不意に変わるものと 知らなかったの
友達という言葉がふと 切なくなる
これは もしかして もしかしなくても
歩きかけて 立ち止まる
先行く背中に 心でつぶやいた
―― わたし あなたが 好きかも。
不思議
ふつうの靴が 特別な靴になる
魔法にかかった
不思議
ふつうの声が 特別な声になる
魔法にかかった
あなたの目が映す空や 雲のかたち
あなたの手が触れるものに 憧れるよ
午後のお茶を飲む ふたりいつものカフェ
瞬間 会話が途切れた
思わず言いかけて あわててのみこんだ
―― わたし あなたが 好きかも。
いつか言えるかな 言ってもいいのかな
今のままがいいのかな
ここは分かれ道 勇気まであと少し
―― わたし あなたが 好きかも。
わたし あなたが 好きかも。
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