薄雲たなびく麓で/原田左之助(遊佐浩二) 歌詞

原田左之助(遊佐浩二)の「薄雲たなびく麓で」歌詞ページ。
「薄雲たなびく麓で」は、作詞:森由里子、作曲:澤口和彦です。

「薄雲たなびく麓で」歌詞

歌:原田左之助(遊佐浩二)

作詞:森由里子

作曲:澤口和彦

だだっ広い青空…。
見ろよ、今日の空は抜けるように高い。
あの空を、雲はたゆたい
風に逆らうことなく流れてゆく。
たとえ明日、同じように空を見上げても、
今日と同じ雲を見ることは、二度とねえんだ。

すべては変わり、移ろってゆく。
この時の流れの中じゃ、俺達人間も、
この戦(いくさ)でさえ
ちっぽけなもんでしかないのかもしれねえな。
それでも、この空の下、人として生まれたのなら
俺は人間のまま、生きてえんだよ。

この手でおまえを守り
この腕に抱(いだ)き
共に、季節のうつろいを見つめて…。
人として、男として
おまえと同じ歳月を重ね
それが、もし叶うのなら
またいつの日か、ここで、
今日とは違う、たなびく雲を見上げたい。
おまえの傍で…。

不思議なもんだ…。
こんな穏やかな気分になるなんてよ。
もしかしたら、男は出会うべき女に出会って
安らぎってもんに目覚めるのかもしれねえ。
そして、雲のゆくえ、風のひとひらにさえ
心を動かすようになるんだろう。

ああ、人はなんのために生まれるんだろうな。
ふっ 確かな答えが見つからねえとしても
俺は、ただ胸を張って生きてえんだ。
今まで生きてきた道を、悔やまねえために。
守るべき者を守り
ただの人間としての尊厳を持ってな。

戦乱のない時代が、
ただ毎日、おまえと静かに暮らせる時代、
そんな時が来ると思うか?
もしもそんな日が来るなら
おまえとそれを見届けてえな。
だが、それが叶わねえとしても
俺は、そんな時を望み続ける。
時代という大空の、
この天のふもとで。

この手でおまえを守り
この腕に抱(いだ)き
共に、世界を眺めてえんだ。
身分とか、立場じゃねえ。
ただ、おまえを愛し、家族を愛し、
それがもし叶うのなら
またいつの日か、いつの日か、ここで、
今日よりももっと輝く、たなびく雲を眺めたい
おまえの傍で…。
おまえと共に…。

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