猫/山本美絵 歌詞

山本美絵の「猫」歌詞ページ。
「猫」は、作詞:山本 美絵、作曲:TAKE IMAIです。

「猫」歌詞

歌:山本美絵

作詞:山本 美絵

作曲:TAKE IMAI

例えば 水曜日いつもの帰り道で
日が落ちても また虚しく薄明るい空の下
車道の隅に つぶされて よせられた猫に目が止まり
頭かすめては すぐ消えた ほんの一瞬の幼い記憶

次の日も その次の日も それは同じ場所で
土に戻る事すらできずに みるみる腐り続けた
そのあまりにも小さく 惨たらしくて 汚い姿に目をつぶり
そのうち誰か かたづけしないかって 素通りするのさ

歩き慣れた いくつかの道でさえ
何も出来やしない
目をつぶり 日ごとに腐っていくのは
そう あれは猫じゃない


窓から漏れ出す灯り 話し声 笑い声
家族に囲まれた少女が ろうそくの火に息をかける
そのあまりにも小さく 儚くて 無邪気な姿に目をつぶり
そのうち誰もが あんな風に笑えなくなるって 素通りするのさ

歩き慣れた いくつもの道だから
「何も見えなくなくても歩ける」 と
日ごとに見失っていくもの
もう 二度と戻らない

帰り道で決まって 雨ざらしのポスターの中から
顔色の悪い男達が 揃って笑いかけてくる
通り行く人々から 走り去る車の中から ビルの窓から
信号待ちのランナーから 自転車のベビーシートから
放課後のはしゃいだ学生達から 家路に向かう背広服から
背中に向けられる視線感じては
背中に向けられる視線感じては

立ち止まって 痛み感じても 何食わぬ顔さ

歩き慣れた いくつもの道だから
「何も見えなくなくても歩ける」 と
日ごとに見失っていくもの
もう 二度と戻らない

歩き慣れたいくつかの道でさえ
何も出来やしない
目をつぶり 日ごとに腐っていくのは
そう あれは猫じゃない

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