歌：ばってん荒川
作詞：おおがたみずお
作曲：おおがたみずお
酒の肴にと別れた女の
思い出話しがまた始まった
愛とか恋とか洒落たつもりはないが
俺にゃ出来すぎた女だったと
キザな文句を並べちゃいるが
あきらめきれないヤサ男
つらいもんだね つらいもんだね
フラれた女に
つらいもんだね つらいもんだね
今でもやっぱり惚れている
首に廻したネクタイゆるめて
いつものおまえの名調子
あけた徳利は女の数で
こぼれたお酒は女の涙と
自慢話しの宴の後は
一人ぼっちのヤサ男
つらいもんだね つらいもんだね
街の灯りが
つらいもんだね つらいもんだね
丸めた背中にうしろ指
酒に少し呑まれる癖と
強がりばかりが板についた
純な男が生きて行くには
少々世間は手強すぎる
ひとつ覚えの歌を唄い
無理に笑ったヤサ男
つらいもんだね つらいもんだね
男に生まれて
つらいもんだね つらいもんだね
せめてひと花咲かせたい
つらいもんだね つらいもんだね
男に生まれて
つらいもんだね つらいもんだね
せめてひと花咲かせたい
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