歌：原マスミ
作詞：原マスミ
作曲：原マスミ
(プロローグ)
君はうなされる
三ッツの時こわしちゃったオルガンの夢
牛乳色の壁が溶けていく子供部屋が回りだす
時間は何度もナンドも引っこしを重ねて
今が過ぎていく「今」
君の「オトナ」もマァマァだ
君の長い髪の毛を通りぬけていく
その風のいきさきが
あの不思議の国だと聞いたから
ボクもできるだけやさしく、
できるだけそっとやさしく、
君の髪の毛を撫でてみる。
君は石鹸の泡の中から生まれ出た
アフロディーテだ。
ケガレの書き順を知らないんだね
花言葉しか話せないんだね
今夜も銀河はお天気だよ
ホラあんなに星が近いよ
二階に部屋を借りてよかったね。
夜のシジマよ、
ボクらの留守に窓から部屋へ忍び込んで
ボクの日記やギターを勝手にいじっちゃいけないよ
だからボクら二人の約束を
絶対やぶれないジョーブな紙に
絶対消えないインクで書いとく。
ズット・ズット・ズット・ズット
このまま二人で生きてたい
この昭和の日の「おしまい」を
地球の最後のデンデン返しを
テーブルの下でこっそり手をにぎりあって
みてたい。
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