作詞：宝野アリカ
作曲：片倉三起也
殻のように重たい 青い制服を脱ぎ捨て
アノヒトの窓辺に 飛んでいきたいと思う
触れれば血の滲(にじ)むような
純潔に縛られた 少女たち
煌(きら)めく地上では 恋愛(あい)さえも機械仕掛け
決められた時間で 消滅する遊戯(ゲーム)なの
メトロの終着駅から
夜の国へと切符をすりかえて!
マダム･ノワール その胸に
いく夜も抱かれて
わたしたちは真実を
見いだす魔術を ああ 教わる
仮面の王者に 君臨する男たち
麻痺した心を 燃える愛で救いましょう
自分探し 未来都市を
炎のサーカスに変えて踊るのよ
マダム･ノワール 闇夜から
光を見たとき
神話の昔(かこ)息絶えた
天使の羽ばたき ほら 聞こえる
マダム･ノワール その指に
髪を撫でられて
わたしたちは未来(あす)を侍つ
果敢(はか)ない命と知っても
マダム･ノワール 世紀末
最後の答えは
瞳とじて見るよりも
目をあけ 見る夢 美し ああ 麗し
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