親父と息子/坂上二郎 歌詞

坂上二郎の「親父と息子」歌詞ページ。
「親父と息子」は、作詞:山上路夫、作曲:大川光久です。

「親父と息子」歌詞

歌:坂上二郎

作詞:山上路夫

作曲:大川光久

おい太郎 さあ出かけるぞ、ほら なにをしてんだ。
あー、今頃トイレに入るバカいるか。
もう学校……ほんとにしょうがないなあ。はやくしなさい。
あっ、おとうさんも行きたくなってきたよ。

親がなくても 子は育つ
育つ子供が いじらしい
男手だけじゃ たりないものが
きっとあるだろ 私にも
今日も心で わびている

あの子の母親と別れてから、もう五年になりますか。
いわゆる性格の違うという奴でした。まあ今なら別れないで
すんだことかも知れません。若気のいたりという奴でしょう。
それから男手一つで息子を育てて来ました。
父親と母親。両方の役をやって来たつもりですが、
どだい無理なことです。
やっぱり母親というものは偉大なものなんですねえ………。

甘えたいだろ 母親に
泣いて抱かれて みたいだろう
悲しい時も 涙をこらえ
つくり笑いで 笑ってる
そんな姿が 胸をうつ

「おとうさん、たまには遊んで来てもいいぞ」
ある日息子がそんなことを言いました。
「遊ぶってなんだ?」
「ほら きれいな女の人がいるところなんか、おとうさんも
まだ若いんだから行きたいだろう?」
「ハハハ、馬鹿を言っちゃいけない。それよりお前、おかあさんに
逢いたくないか? 逢いたかったら、いつでも逢いに行って
いいんだぞ」
「ん? おかあさん? ぼくはちっとも逢いたくネェや」
息子はそう言って外に遊びに行ってしまいました。
本当は今すぐにでも逢いたいに違いありません。
でも私に対する思いやりから 彼は逢いたくないと
言ったのでしょう。

男同志で これからも
生きていこうよ しっかりと
ともった灯り 二人の窓に
明日はかならずやって来る
そうさ朝日は また昇る

私が毎朝つくる目玉焼。ほんとうはあきているんでしょうが、
息子はおいしいよと言ってよく食べてくれます。
お前も早く大きくなってくれ
そして一緒に酒を飲もうじゃないか
男同志の酒だ
そんな日がいつか来ることを、私は今から、
夢見ているのです。……………

文字サイズ:
   
歌詞の位置:
 

人気の新着歌詞

ごちそうサマ~

おかあさんといっしょ

そうめん つぅつぅ ごちそうサマープールで ぱしゃ...

ノンフィクションズ

Da-iCE

フィクションを超えてくその時まで 駆け抜けて...

Blue Jeans

HANA

I think I lost my last piec...

残酷な夜に輝け

LiSA

夜を超える僕らのうた遠くまで響くように憎しみよ...

いちについて

あいみょん

簡単に幸せになれる方法を探してるそんな検索ばかり馬...

不道徳な夏

乃木坂46

暴力的にIt's hot! Hot!プールに飛び込...

なぜ 僕たちは走るのか?

乃木坂46

何か目的を見つけられないと人間(ひと)は生きていけ...

Carrying Happiness

Mrs. GREEN APPLE

Hi-fi まさにROUND & POP街中に...

Lucky Me

TENBLANK

Lived a hell of a lifeAlw...

裸足のチェッコリー

ORANGE RANGE

チェッチェッコリー チェッコリー××Yeah!...

CAT CITY

THE YELLOW MONKEY

もう諦めな そうこの街はヤツらに支配された月ま...

幕が上がる

back number

怖いけど震えは止まってないけどそれはさ失く...

再会

Vaundy

one more timeもう少しで起こすよmag...

永遠前夜

TENBLANK

懐かしい歌が聞こえた そう思ったら 君の笑い声で...

雨が上がるその瞬間

HKT48

もやもやしてたのはほんの些細なことで私以外 そ...

白睡蓮

氷川きよし

痛いよね 生きているって痛いから生きてるんだね...

Glass Heart

TENBLANK

生まれてきたよりも前に 聞こえていた 歌があった形...

まなざしは光

キタニタツヤ

雨降り、小さな傘に身を隠す僕に薄明かりがひとすじ...

OSHIBAI

龍宮城

弱己打破幕勝明訪来身体が震えて言葉につまづく自...

まんまるお月さま

宮下愛(村上奈津実)

台所から聞こえる音いつもと同じ優しい朝しわくち...

歌詞検索J-Lyric.netでは、無料で歌詞の検索・閲覧サービスを提供しておりますが、著作権保護の為、歌詞の印刷、歌詞のコピー、歌詞の複写などを行うことはできません。

歌詞の検索方法 利用規約 J-Lyric.net について

Copyright (c) 2006-2025 J-Lyric.net