誰かが笑ったような・・・／所ジョージ 歌詞

歌：所ジョージ

作詞：所ジョージ

作曲：所ジョージ

この世の中に 愛をさがしつづけてゆくのは
色あせてしまった毎日に 気づきたくないだけかな
この世の中に やさしさはくどいときらわれ
でたらめに暮らす毎日に そんな事に疲れてないている

あなたの為に えがいた夢は どこかに散らばり
けっきょく君が僕のすべてですねと 君はいったいどのくらい感じたんだい
人それぞれの中の 小さな心のやりとりにしばられて
勝手な事を言いだして 気づいた時は そこにかけらすら何も見えなくて

人は こどくで ごまかしきれない何か さがしているような

帰り道をなぞって 今日一日の出来事を背負って
一体何の為にこうしてるのと 時間が勝手に僕をおいてゆく
さしさわりのない幸せと しげきの少ないつづきが不満だからといって
いったいどれだけの物を求めていたと できもしない自分を確かめた

追いかけそこなった者たちの 乾いてしまった心が怖くて
あらかじめ夢は自由なものと 都合のいい事を自由だと言ってたんだ
終りようのない想いを いったいどれだけ並べてはくりかえし
やっとのことでみつけた自分の物が 君の笑顔の中に溶けてゆく

人は こどくで ごまかしきれない何か さがしているような

この世の中に 夢を持ちつづけてゆくのは
よっぽど 頭の悪いふざけた奴と 愛にめぐまれない人達のたいくつしのぎ
この世の中に おしまれつつ骨をうめられ
あの人はやっぱりいい人だったんだ 残る人達に満足があふれますようにと
すっかり暮らしなれて かん違いしてるんでしょうが
たっぷり年令を とったような
誰かが 笑ったような･･･